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腸内環境は太りやすさに関わっている?短鎖脂肪酸と肥満の深い関係

「食事量はそれほど変わっていないのに、なぜか太りやすく感じる」「運動しても、体のラインがすっきりしにくい」そんなとき、注目したいのが腸内環境です。 近年の研究で、腸は“消化・吸収の器官”というだけでなく、体重や脂肪のつきやすさにも関わる重要な役割を持つことが分かってきました。その鍵を握るのが、腸内細菌がつくり出す「短鎖脂肪酸」です。 腸内細菌と体の関係 「太りやすさ」は腸から決まる? 私たちの腸内には、数百種類・数兆個もの細菌がすんでいます。これらは「腸内フローラ」と呼ばれ、食べたものの消化を助けるだけでなく、体の代謝や脂肪の蓄積にも深く関わっています。 腸内細菌のバランスが整っていると、食べたエネルギーが効率よく使われ、脂肪としてため込みにくくなります。一方で、腸内環境が乱れると、脂肪がつきやすく、落ちにくい状態になりがちです。 この違いを生み出しているのが、善玉菌が作る短鎖脂肪酸です。 短鎖脂肪酸とは? 腸がつくる“代謝サポート物質” 短鎖脂肪酸とは、腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖を発酵することで生まれる物質で、主に「酢酸・酪酸・プロピオン酸」などがあります。 これらは腸の中でさまざ […]