赤ちゃんのおなかを守るオリゴ糖

赤ちゃんのおなかとオリゴ糖の関係を分かりやすく紹介しています。 赤ちゃんや小さいお子さまがすくすく育つには、おなかがすこやかであることが大事です。
食べ物の消化から栄養の吸収、細菌などからカラダを守る機能など、おなかの中のビフィズス菌が大切な役割を担っています。

赤ちゃんとビフィズス菌

赤ちゃんは、お母さんのおなかの中にいる間は無菌状態で守られていますが、生まれた瞬間から、さまざまな細菌の洗礼を受けます。善玉菌の代表の「ビフィズス菌」もこのときに、最も身近なお母さんから受け継ぐといわれています。生後5日くらいの赤ちゃんの腸内細菌はほぼ100%がビフィズス菌に占められます。ビフィズス菌が腸内を弱酸性に保ち、抵抗力の弱い赤ちゃんのうんちが黄色くて酸っぱいにおいがするのは、ビフィズス菌がたくさんいる証拠です。

離乳食を始める赤ちゃんのおなか

離乳食を始める赤ちゃんのおなか

離乳食がはじまり大人と同じようなものを食べるようになるとビフィズス菌は急激に減少してきます。そのため、この時期はうんちが出にくくなる赤ちゃんも少なくありません。うんちは水分、腸内細菌の死骸、食べ物のカスなどでできています。食べ物の量や種類でうんちの量が変わってきますが、腸内に貯まっている時間が長いほど水分は吸収されてうんちが硬くなります。だから、あまり長い時間貯めない方が体にとっていいのです。うんちの状態を見ることは、体の状態を直接見ることができるバロメータとなるのです。

オリゴ糖とビフィズス菌の関係

おなかの調子を決める腸内細菌のバランス

大腸内における二大政党(善玉菌と悪玉菌)

イメージ図

人の腸内には、およそ数百種類100兆個以上の腸内細菌が存在するといわれています。その中で、健康に良い働きをする善玉菌の代表がビフィズス菌です。腸内環境は、日夜変化しており、常に善玉菌と悪玉菌が腸内で勢力争いを繰り広げています。この戦いでどちらの勢力が勝つかによっておなかの調子は大きく左右されます。悪玉菌が優勢になると、腸内環境が悪くなり、うんちが出にくくなったりします。

ビフィズス菌を効率よく増やすオリゴ糖

腸内のビフィズス菌とオリゴ糖、悪玉菌

イメージ図

オリゴ糖とは、ブドウ糖や果糖などの単糖が2から10個連なったものの総称です。このオリゴ糖はビフィズス菌を効率的に増やす良きパートナー。口から入ったオリゴ糖は、胃酸や消化酵素で分解されることなく大腸まで届き、善玉菌であるビフィズス菌に食べられます。すると、オリゴ糖を食べて増えたビフィズス菌が有酸菌を産生し、腸の動きを活発にしたり、悪玉菌が棲みにくい腸内環境にします。

ビフィズス菌の主な役割

・有機酸を作る

・腸内環境を整える

・腸の運動を活発にする

・ビタミンなど有用物質を作る

・悪玉菌を減少させる

ヨーグルトとの違いは?

ビフィズス菌を外から摂るか、自分がもっている菌を増やすかの違いです。一般的に外からビフィズス菌や乳酸菌を摂っても胃酸に弱いものも多く、なかなかおなかの中で定着しづらいといわれています。トクホのオリゴ糖なら、強い胃酸などにも負けず、もともと赤ちゃんのおなかの中にいる、”自分のビフィズス菌”を効率よく増やします。

オリゴ糖がおなかの調子を整える

オリゴ糖でビフィズス菌が効率よく増えると、腸内の蠕動運動が活発になり、おなかの調子が良好に保たれます。こうして、赤ちゃんのおなかの調子を良好に保って守ります。離乳食が始まるころから腸内環境を良好に保っておくことが、大人になってもお腹の調子を良好に保つ秘訣です。そう、大切な子どもたちが健康にすくすくと育つには、おなかがすこやかであることが大事です。

赤ちゃんとトクホのオリゴ糖

赤ちゃんとトクホのオリゴ糖

トクホのオリゴ糖は、食品ですので安心してご使用いただけます。オリゴ糖を摂る目安としては、ティースプーン1/2~1杯(約1~2g)くらいから始めて、おなかの様子に合わせてお使いください。おなかがゆるくなるようでしたら、少量を数回にわけて様子を見ながら与えて下さい。オリゴ糖は、やさしい甘みなので離乳食や白湯など飲みものに混ぜてお使いいただけます。赤ちゃんの頃から、お母さんから受け継いだ”自分のビフィズス菌”を育てて増やしておくことが大切です。